デコラティブペイントとは、塗装によって違う素材を表現したり、あえて古く見せたりといった塗装の技術です。
例えば、実際には木目が無い場所に木目があるように（本物の木のように）見せる、また、大理石風見せる、そう言った技術の事です。
当社では、この技術を使い、劣化した素材の塗装および修復作業を行っています。

修復とは、元の素材を再現することです。
様々な事情により、素材の入れ替えができない場合に、この技術を用い、以前の状況に近い見た目に戻していきます。

雨漏りで消えてしまった天井の木目を再現

アパートの一室、木目が綺麗な天井素材でしたが、雨漏りがあった為に変色し木目がなくなってしまったという事例でした。
木目がまだ残っていたらニスを塗れば修復可能でしたが、木目が消えてしまってニスを塗るだけでは難しい状況でした。こうなってしまうと残念ながら修復は不可能です。
しかし、当社では、デコラティブの技術を応用し、木目を一つ一つ再現。元の木目に近い状態まで再現しました。

外壁タイル素材の修復作業

こちらは経年劣化した外壁タイル素材の事例です。
角の部分が劣化し削れてしまっています。通常でしたら、壁材を全て交換すると言う作業になりますが、非常に大掛かりな工事となり、コストも莫大にかかってしまう事が予想されます。
デコラティブの技術を応用した修復作業を行うことで、元の状態に似た形に見せる、あくまで擬似ではありますが、一見すると修復したかどうかもわからないように見えます。

このようなデコラティブ技術は、塗装をする職人全てが行えると言うわけではありません。
当社には、長年の経験や知識、熟練の技術を持った職人がおりますので、通常は断られるような修復作業でも、対応が可能な場合もあります、お困りの事がありましたら、お気軽にご相談ください。

施工事例

　平凡なオフィスビルをデザインペイントでモダンな内装に！（東京都恵比寿）
　磁器タイルの質感を活かした外壁塗装（東京都I様邸）